久しぶりの酒場情報ですw今回行ってみたのは、「大衆酒場 開拓屋」。私がお昼によく食べに行く「マビの台所」の姉妹店で、4月にオープンしたらしい。いつものようにマビにお昼食べに行ったらレジにクーポン付きのチラシが置いてあって、「大衆酒場」という魅力的な言葉に惹かれて、これは行ってみなければ!と思って行ってきました。ビールもクラシックって書いてあったしー。
場所は丸井今井大通館の隣です。古参サポさん的には、その昔コンサドーレグッズショップがあったビルの隣と言った方がわかるかと。
店の中は、カウンターがあってテーブル席が5~6席。パッと見ではこれが店の最大の広さなんだなと思われたが、奥にあるトイレに行くと小あがりの席がまだあって、かなり奥行きの広いお店だった。
料理は、もつ煮、刺身ぶつ、餃子(焼きも水も)、おでん、その他おつまみ系や揚げ物などいたって普通のメニューでした。普通が一番だね。ちょっと一杯ひっかけるにはいいお店かも。あ、あとホッピー流行ってるのに札幌にホッピー飲める店が少ないとお嘆きのそこのアナタ、このお店にはホッピーもありますよー。
そしてお店の最大の特徴は、かかっている有線のチャンネルですwww80年代アイドル全盛期の曲ばかりかかってた。秒刊黄金世代にはたまらんと思われますw
6月から店の前に屋台出して営業するって、会計の時にもらったチラシに書いてたなー。日曜もやってるから、この先あったかくなったら試合の帰りにフラフラと寄るのもアリですね。
5月2日、旅の最終日。まだ暗い中起きて秋田港へ向かう。港は秋田市内から車で約20分と、わりと近い。帰りに乗る船は、7時発の苫小牧行き新日本海フェリー「フェリーあざれあ」。総トン数が約20000トンあるのでさすがにデカイです。苫小牧の到着は約10時間後の17時20分。
早朝5時過ぎに乗船手続をしましたが、GWだけあってフェリーターミナルの受付は家族連れ等で活気がありました。行きの苫小牧港の寂しい感じとは全く違ったわwここは待合室のようす。
航海の途中で通り過ぎる岬の時間が貼ってありました。
行きと同じく、運転者と同乗者は別れて乗船。
帰りは個室、ちょっと奮発して選んだ部屋は特等です。ホテルと全く変わらない部屋。バストイレも完備。部屋のモニターには、いま船がどこを通っているかわかるように、航路が映し出されています。航海中でも普通のテレビ放送(BSデジタル)はほとんど見られました。
出航するところが見たくて、外に出てみました。この錨につながってるピンと張ったロープ、どうやって外すんだろうと思ったら何のことはなく、船に積んであるローラーを回してロープをゆるめて岸にいる係の人が外し、それを巻き上げるだけのことだった。岸にいる係の人たちは、船が離れる時にみんなで手を振ってくれたので私らも振り返しましたw
さようなら東北。
出航してすぐに、苫小牧から秋田へとやってくるフェリーとすれ違うとのことだったので、デッキで待ってたらやって来ました。すれ違うときにお互いに汽笛を鳴らしたのだけど、それがまたハンパなくデカい音だったので飛び上がってビックリしたw
朝ごはんを食べてなかったのでレストランに行ってみたが、単品はなくバイキング形式だったのでちょっとヘビーだなと思い、別の場所にあるカフェ的なところに行ってみたがそこもお昼しか開かないようなので、今度は売店に行っておにぎりとかカップ麺とか売ってるかなと思ったが何も売ってなくて、困った・・・。乗るときはコンビニでの買い出しをするのがオススメです。
で、結局昼までがまんしてレストランに行ったが(朝昼1時間ずつの開店)、種類も多くて味も申し分なく、満足できる内容でした(写真撮ればよかった・・・)。
その他の時間帯は、行きのフェリーと同じく酒飲んだり本読んだり寝たり。日本海といえば荒波!というイメージがありますが、この日はとてもいい天気に恵まれたし、大きい船なので揺れはほとんどなかった。がしかし時おり場所によっては、ゆら~ゆら~とブランコというかゆりかごのようなゆっくりとした揺れが来る。あれはあれでちょっと気持ち悪いかも。帰りも酔い止めを飲んでおいてよかった。やがて竜飛岬に近づく時間だったのでデッキに出てみる。・・・・・。よくわからんけどw
津軽海峡を横断するのに2時間、恵山岬から苫小牧港までさらに3時間近くかかった。恵山からは先はこれまた時間が長く感じられました。そして無事に苫小牧到着、楽しかった2泊3日の旅を終え、大急ぎで物を片づけて録画しておいたvs熊本戦を見た結果、「この試合なら見るの飛ばしてもっと東北満喫してくればよかったんじゃね?・・orz」という壮大な結果論に落ち着いたのでしたwまた行きたいなー東北!
わんこそばで満腹の腹を抱え、昼過ぎには秋田方面へ出発する。途中の少し大きめのSAに入り、並んでた屋台を見てみるとB級グルメで有名な横手やきそばが・・・。時間的に横手に行くのは無理だし、食べないわけにいかないと思って食べたよ。
その後は高速を男鹿半島方面へと走る。高速を降りて、八郎潟を一望できる寒風山(かんぷうざん)へと向かいます。男鹿半島といえばなまはげ。男鹿半島を走っていると、そこかしこになまはげの像が立ってたり、店の看板にも標識にもなまはげだらけです。「なまはげBOOKS」って本屋もあったぞwww
寒風山パノラマラインをひたすら上がっていって頂上に到着。
頂上にはゆっくりと360°回る「回転展望台」があったんだけど、何か気持ち悪くなりそうなのでやめましたwもうね、まさに寒風山の名前そのままに、何と言っても風が強いんだわ。体ごと飛ばされる感じ。そして寒い。写真を撮って早々と車に避難し、このさらに先にある「なまはげ館」(なまはげの資料館ですw)へ行くかどうかナビを見ながら審議したが、時間的に無理なので断念。行きたかったな、なまはげ館・・・。
と、いうわけで秋田市内に入りホテルにチェックインして、秋田の街を散策することにしました。おみやげを買おうと思い秋田駅へ向かったが、駅より少し歩いたところに「あきた県産品プラザ」というのがあるのを知り、そちらへ行くことにした。そこに行く途中、夕日に照らされて咲き乱れる美しい桜がありました。
逆光だったので反対側から写す。うしろの建物は、高校のようです。こんなきれいな桜を見ながら授業を受けられるなんてうらやましい。ちなみにこの一帯は「千秋(せんしゅう)公園」という大きな公園でもともとお城だったらしく、この池はお堀なのでした。
秋田の名産品がたくさん売っていて、何を買おうか目移りします。稲庭うどん、比内地鶏のカレー、いぶりがっこなどを買い込んでお会計してるうちに、店内に蛍の光が流れ出した。閉店時間早っ。なまはげ館行ってたらここには来られないところだった。
ホテルに荷物を置いて、お楽しみの居酒屋タイムですよ。今回はホテルでちょこっとネットでクチコミなども見て考慮しつつ行く店をだいたい決め、まだそんなに夜も更けてない時間だったので、飲み屋街をあてもなくブラブラ歩いてみました。昭和な感じの魅力的な店がたくさんあって、いい雰囲気だった。今にも倒れそうな古い建物の隣に、真新しい建物の店があったりもしたけど。そして、チェックしていたお店へ行ってみる。
秋田に来たのにやきとりかよ!と思われるかもだが、ネットでの調査結果によるとここは地物も充実してるらしかったので。さっそくハタハタを食べる。子持ちで身がふっくら、卵もコリコリでおいしい。
パッと見で私らがヨソ者とわかったのか、お店のマスターが「どちらからいらっしゃったの?」って話しかけてきたので「札幌からです」って答えたら、マスターの表情が一瞬止まって、「わたし、北海道出身なんです」って返ってきてビックリしたwwwあんまりkwsk書いてご迷惑かけたら困るから詳細は省くが、それからいろいろとお話しさせてもらいました。結構コワモテだったので気むずかしい人かなと思ったけど、話したら気さくで楽しいマスターだった。いぶりがっこもおまけしてくれたし♪
お店を出てもう1軒行こうと思い、近くの「比内や」という店に行ったがあいにく満席。なので「たばこ座」という名前の屋台村へ入ってみました。
ずらりと並ぶ屋台のお店・・・どこに入ろうか迷って、なるべく魚系の物を食べられそうなお店へ飛び込みで入ってみる。
そこは和服のご主人がお店を切り盛りしてました。今日のおすすめは何か聞いたところ、まぐろがおいしいとの事だったので注文する。脂がのってておいしかったー。
壁に貼ってあるメニューの中に「しどけ」っていうのがあって、ご主人にこれは何ですかと聞くと、東北地方でよく食べられる山菜のおひたしだとの事。初めて食べた。食感はワラビみたいな感じ。あっさりしていてすごくおいしかった。
ここでもまた、「どちらからいらしたんですか?」と聞かれ、札幌から来て昨日は盛岡に泊まって今日秋田に来ましたと答えると、ご主人は盛岡出身の方だったw前のお店に引き続く偶然wご主人によると、前日行った「ぴょんぴょん舎」は地元の人の間でもおいしいと有名なお店らしい。そういえばこの日の昼にまたこの店の前を通った時、駐車場の案内のおじさんがいるほど車がいっぱいだった。行って良かったと思ったよ。
まだこのお店で飲みたかったし、他にも行きたいお店があったけど翌日はフェリーに乗るため3時にチェックアウト予定なので、その旨をご主人に言ってホテルに帰ることにしました。2軒ともいいお店だったなー。