旅の2日目は盛りだくさんな内容。まずは泊まっているホテルからテクテクとひたすら歩いて、皇居の前を通過。ランナーが次から次へと走っていて、何かの大会かと思いましたw
さらに歩くこと数分で目的地に到着。国会議事堂って皇居にこんなに近いんだーと思いました。ここからさらに裏側に回り、今回は衆議院を見学してきました。
裏側に回る途中に首相官邸も見えてきて「おおー!テレビと同じだ」とか思ったりwこの日はずいぶん機動隊の警備が厳重で(しかも歩道にハングル語表示の袋菓子のゴミが散乱していて割と不気味だった)なんかあんのかなーと思ったら、この時間に官邸に安倍さんがいたらしい。トランプ大統領と首脳会談やるとかの話で。
衆議院見学は無料で、受付時間までに申込用紙に住所、名前などを書いて提出するだけで見学OK。時間になると職員の人が誘導してくれてそれに従ってみんなでゾロゾロと中に入ります。あ、その前に金属探知機で一応体を探られますwうちらの回は全部で20人ほど。せいぜい10人いるかなと予想してたけど、意外に見学者多いです。
内部は当然撮影禁止。中をゾロゾロと歩いてる間、うちの人と「宇宙人総理を思い出すw」とかくだらないことを話してる間に本会議場到着。ここが唯一写真撮影を許されているところなんですねー。
みなさんも口々に言っていたけど、中は意外に広くないの。でも天井が高くて、壁や椅子とかを見るとものすごく歴史を感じます。議長席の真上が天皇陛下と皇后様がお座りになる席(御座所)、向かって左上部のバルコニーみたいな席は皇族の方が座られる席、右上部のバルコニーは国賓などでいらした方が座られる席なんだそう。左と右で決まってるのね。
我々の座った傍聴席はこんな感じ。階段も急で前後の椅子の間も狭いです。傍聴席の一番前はマスコミ席。ニュース映像や新聞の写真とかはこの席から撮影されているものだそうです。
本会議場を出たあとは、よく予算委員会とかやってるような部屋の廊下を通り(ここでも宇宙人総理を連想する我々w)、いわゆる赤じゅうたんを歩きながら正門側へ移動します。正門側にある中央玄関は、天皇陛下をお迎えする時や議員が初登院する時、それから外国の国賓が来られた時しか開けないので「開かずの扉」と言われてるのだそうです。
そして中央玄関から広がる中央広間には、板垣退助、大隈重信、伊藤博文の銅像があり、天井の四隅には日本の春夏秋冬を描いた油絵がありました。天井はこれまたものすごく高くて、法隆寺の五重塔がすっぽり入るらしい。中央広間の照明は上を向いていて、なぜかというと天皇陛下の影を踏まないように設計されたからなんだそうです。
そんなわけでさっきの正門の門内まで出てきました。あとこの辺の庭に、日本の各都道府県の木が植えられています。北海道はエゾマツね。初めて知ったけどw
さて国会議事堂はここで終わり。この後さらに赤坂まで歩いてTBS社屋を眺めながらコーヒーを飲んで休憩し、次は迎賓館赤坂離宮を見学します。
迎賓館はいつもだと前もってインターネットで予約して当選通知を受け取らないと見学できないらしいのだけど、この時期はたまたま予約なしで見学できる期間中でした。しかしこれからはまた要予約なようです。迎賓館は申込用紙の記入は必要なくて、周りにいる警備の人(すごいたくさんいた)に「あちらですよ~」と何回も言われつつ流れで進んでいくと入場できます。ちなみにこちらは国会議事堂よりも警備が厳重で、手荷物検査も普通にカバンの中に手を入れて検査するし、金属探知機も飛行機のやつを通ります。
迎賓館の内部はすべて撮影禁止。それにしても何を見ても豪華で「うぉ~」とか「うわぁ~」とか「すげぇ~」とかしか出てこない語彙力のなさぶりですんませんw何というか、日本の和のつつましいけど気品高い芸術と欧米の洋の派手な芸術が合わさって「これいくら金かけてんの」っていうゲスな発想しかできませんでしたwということで写真は外だけねー。
門から向こうに見える迎賓館が遠い…。
見学ツアーはこれにて終了。この後は我がクラブのニューイヤーカップを見るために大崎をめざします。さすがに歩きではしんどいので、この日初めて電車に乗りましたw
でも歩いてて楽しかった。東京駅あたりは再開発してるのかデカいビルがあちこちで建設中だったので圧倒されました。札幌でもHTBが入るビルを建設してて毎日見ながら「デカいな~まだデカくなるのかなぁ」って思ってたけど、あんなのの比じゃなかったわw東京ってすごいね(語彙力なし)。