盛岡市内にはわんこそばの名店が数店ありますが、私らが行ったのは盛岡駅前にある「東家(あずまや)」というお店です。わんこそばのために朝食はおにぎりのみで済ませ、午前11時の開店と同時に腹を空かせて店内へ入る。開店の数分前に到着したが、2組のお客さんが並んで待っていました。
店内のようす。この長テーブルに先客2組と相席にて並んで座る。1組は息子2人(たぶんもう社会人)とその両親の4人連れ(以下A組とする)、もう1組は小学生のお兄ちゃんと妹とそのお父さんの3人連れ(同じくB組)でした。
私らも含めて3組とも、みんなわんこそば(一人前3150円)を注文。その後それぞれに前掛けが配られる。イメージ的には、Jサポなら今や知らない人はいないであろう、一平くんの前掛けを思い浮かべてくださいw→参考画像。
わんこそばってテレビでしか見たことなくて、ただひたすらそばを入れてもらって食べるっていうイメージしかなかったんだけど、実はこんなにいろんな薬味やおかずがセットになってるんですね。まぐろ刺身、なめこおろし、とりそぼろ、白ごま、きざみのりなど。
A組に一人のお姉さん、B組と私らには2組で一人のお姉さんがお給仕してくれることになりました。お姉さんの手持ちのお椀がなくなり厨房へ戻ってそばを持ってくる間、付け合わせの薬味を加えたり、まぐろ刺身を食べたりして気分を変える。そばつゆまで飲むとすぐにおなかいっぱいになるので、たまってきたら1組に一つ付いている桶にあける。食べ終える時は、お椀の中のそばを一本残らず食べてから、フタを閉める。そんなようなことを、若くてかわいいお姉さんが説明してくれます。
いよいよスタート。お姉さんは、「ハイどんどん♪」って拍子をつけながら、順々にテンポ良くそばを入れていく。入れてくれるわんこそばは大体一口で食べられる量なんだけど、たまに二口くらいじゃないと食べられないそばの量が入っていて、それに当たったときはリズム狂ってしんどかったw
で休憩中に、そろそろ腹も満たされてきたかなと思ってふと脇を見ると、最初のA組はすでにもう食べ終えてるし・・・。大の大人4人がここまで来て気取ってんじゃねぇよ!こういうところに来たらむやみやたらに食べるもんだろ!とぼんやり考えてたらお姉さんが戻ってきて、またひたすら食べるw
残るはB組と私らだけ。でも妹ちゃんの方は間もなくおなかいっぱいになって、さっとフタを閉めた。するとさっきまで「ハイどんどん♪」ってかわいい声でお給仕していたお姉さんの態度がガラリと変わり、「あらっ?本当にもうおそばがなくなったのか見せてもらえる?」って詰問する感じにw妹ちゃんはちょっとおびえつつフタを開けると、「ああ全部食べられましたねぇ」ってまたかわいい声に戻った。私もそのやりとりを聞きつつ少し不安になるw
その後、お兄ちゃんよりもその父の方がリタイアする。大の大人が気取っt(ry。残ったのは、お兄ちゃんと、うちの人と私の3人。人数が2人減ってその分そばの回ってくるペースが早くなり、だんだんおなかがきつくなってきた・・・。そしてお姉さんが追加のそばを持ってくる間、お兄ちゃんはリタイアしてフタを閉めた。すると戻ってきたお姉さんが、「私が見てない間にフタを閉めることはできないのよ」と言って無理矢理フタを開けさせ、少年のお椀の中に容赦なくそばを入れてたwww怖いw
お兄ちゃんはそのそばを完食して終了、私らだけになってしまってもうかなり腹パンパン。私もさすがにもう限界が来てフタを閉めようとしたが、フタを逆さにして置いてあったので持つのに手間取ってる姿を上から見つつもお姉さんが、「ハイどんどん♪」ってそばを手加減せずに入れてきたwその時はお姉さんSですねと思いましたよwそれを何とか完食して「ちょっと見せてご覧なさい」(そう聞こえた・・・)と言われおそるおそるフタを開けてチェックしてもらってめでたく終了。
最後の一人となったうちの人は、A組とB組および後から入ってきた客に生暖かく見守られつつがんばって食べる。B組の妹ちゃんにはゲラゲラ笑われてたけどwww私は聞こえなかったけど、他の客にも「アラアラあの人細いのによく食べるわねぇ」などと言われてたらしいw
残念ながらうちの人にも限界が来て、86杯で終了。100杯食べると何かもらえるそうなんだけど、そこまでは行けなかった。でもたぶん、マラソンでいうペースメーカーみたいな人がいたら食べられるんじゃないかなー。後から考えたらB組の父が誤算だったよ。彼がもっとがんばればペースもそんなに早くならずに食べられたのにw
それにしてもわんこそば、かなり楽しかったです。友達どうし何人かで行ったらもっと楽しいかも。そば自体も普通においしいしね。しかしこの日は夕方まで全然おなかすかなかったなw
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