7日の開幕戦に行く前に、太宰府にある九州国立博物館へ行ってきました。博多駅からJRで二日市駅へ行き、このあと歩きorバスで西鉄二日市駅→太宰府駅と続くのだけど、時間節約のためタクシーで博物館へ向かった。運ちゃんが着く前から「博物館はねぇ、建物の大きさがすごいですよ!」って何回も言ってて、どんだけすごいんだよwwwって思ってたら運ちゃんがそうやって何回も言うだけある、とっても大きな建物でした。
九州国立博物館は東京、奈良、京都に次ぐ全国で4番目にできた博物館で(しかも新設の博物館としては108年ぶりだって!)、この3つが美術系なのに対して九州は歴史系博物館として設立されたとの事(wikiより)。福岡に行ったら見たいと思っていた「金印」(後漢から奴国に授けた「漢委奴国王」というアレ)の本物が福岡市博物館で所有、公開されているので最初はそっちに行こうと思っていたが、国立博物館の方にはレプリカを展示してるというので、まーレプリカでもいっかーと思い、せっかくなので国立博物館へ行くこととしました。
ここは館内ロビーのようす。この奥が展示室へとつながっています。当然館内は撮影禁止。
展示室に入って気づいたのは順路がないということ。博物館としては自由に見てほしいので順路を設定してないそうなのだけど、年代順に並んでないので、土器や土偶を見た後にいきなり古墳時代までびよーんとワープしたり、そしてまた弥生時代に戻ってみたり・・・と少々戸惑いを隠せずにいたら、金印まで見逃しそうになっちゃった。ちなみに金印は想像よりかなーりちっちゃかったです。あれを発見した志賀島のお百姓さんはすごいな。
また最近の学説や発見から畿内説が有力という見方が広がっている邪馬台国論争について、この博物館においては「邪馬台国は当然九州説でFA」という主張や展示が見られるかと思っていたけど、見た限りではそういったものはほとんどありませんでした(「三角縁神獣鏡」を展示してたくらいか)。
それにしても学芸員多すぎじゃね?・・・と思いつつ見学終了。こちらは太宰府天満宮側から撮った博物館。ほんと大きい建物だったわー。
帰りもタクシーで二日市駅まで戻ろうと思っていたが、客待ちのタクシーがいないので西鉄太宰府駅まで歩くことにした。まずこのトンネルを通って太宰府天満宮へ行きます。
トンネルを通るともうそこは天満宮。梅の花も咲いていました。
天満宮でお参りしていこうかと思ったけど、菅原道真公もさすがにサッカーのことアレコレ言われても困るかなと思いw時間も迫っていたのでおとなしく後にしました。
今回の福岡の旅では西鉄には乗ることないかなーと思っていたけど、結局太宰府駅から乗ることに。余談ですが福岡市交通局で発行してるICカード「はやかけん」。これがsuicaと相互利用できることになったらしいのだが、そのスタートが惜しくも13日からと、あと1週間遅ければというタイミングでした。「はやかけん」はsuicaの他にJR九州、西鉄と西鉄バスとも相互利用できるみたいで、地下鉄のみのICカードに意固地にこだわったあげくサピカ普及しないよー(泣)って言ってる札幌市交通局との差をつくづく感じました。
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