高知龍馬空港から高知駅へのアクセスには空港連絡バスともう一つ、土佐くろしお鉄道に乗って高知駅へ乗り入れる方法がある。空港の最寄駅である、のいち駅まではタクシーで行かないとならないのだけど(約10分)、せっかくなのでこちらを選択して高知駅へ向かうことに。
土佐くろしお鉄道の車両。沿線の駅にはそれぞれにキャラクターがあり、その絵はやなせたかしが描いている。
高知駅の駅舎は、ちょうど2年前の2008年2月に新しく建て替えられたそう。ホームからは空が見えて、外から見ても斬新でおしゃれなデザインの駅舎だと思った。
高知市内を走る土佐電鉄もこの高知駅からの始発。高架にはJRが停車中、路面電車もその下に停車中のところを撮ってみる。なかなかおもしろいつくりでワクワクしてきたw
ちなみにこれが旧駅舎。あーなんか昭和の駅って感じwこれはこれでいいけどね。
とりあえず長旅お疲れ様ってことで、ホテルにチェックインする前に寄り道して駅近くの、その名も「居酒屋土佐」へ直行。あんまり食べ過ぎると夜に差し支えるので、ほどほどにね。
これは今回の道中にしつこく食べた、ウツボのたたき。たたきといっても中までしっかりと焼けている。
さしみ盛り合わせ。お約束のかつおも入っている。旬はもう少し先なので、ちょっと惜しかったなー。でもおいしかった。
チェックイン後にひと休みして、夜の街へ繰り出す。それにしても高知の街を歩いていると、魅力的な店がどんどん目に入ってきて困りましたw店構えが昭和な感じで赤ちょうちんが灯っていて、今日のおすすめメニューが書いている立て看板が無造作に置かれていたりして。全体的に見るとチェーン店が少なく、個人でやってる居酒屋さんがとても多かった。飛び込みでも全然入れそうだったんだけど万が一失敗したらショックなので、とりあえず事前に調べてたお店に優先的に入ることに。
ということで行ってきましたよ、高知へ。ほんとに街中あちこち龍馬だらけでした。その他にも、高知出身の有名な人物(山内一豊、ジョン万次郎、板垣退助、岩崎弥太郎等々)に関連した物や言葉をお店の名前とかおみやげの名前にしていたり、あと高知駅のチャイムが「アンパンマンのマーチ」だったり(作者のやなせたかしが高知出身)、全力で高知をアッピールしていてとても好感が持てました。実は私のご先祖様も高知の人らしく、自分も全然関係がないわけじゃなかったりする。しかし旅行に行く前に母に、「うちの先祖ってさー、高知出身だったよね?」と聞いたけど、「あーなんかそうらしいけどくわしいことはわかんないわ」と言われて終了でした。むー・・・どの地方の出身かくらいわかれば自分のルーツを探るという、ちょっとカッコイイ旅にでもなりそうだったのにw
春野競技場へは、桂浜からタクシーで向かいました。このとき乗ったタクシーの運ちゃんがサッカーを昔かじったことがあるらしく、会話が弾みました・・・いや、運ちゃんがほとんど勝手に話してただけだけど。ただ、代表の試合のことについて、「全日本の試合」っていう言い方をするのはさすがに時代を感じましたw
屋台には期待していたんだが、内容的にもどこでも食べられるようなものばかりで、少し期待はずれ。でも郷土料理の「田舎ずし」が売っていたので食べてみました。田舎ずしというのは、山の幸がネタになっているすしです。食べたときに酢めしの酢の味が濃くて、普通のすしよりも酸っぱいと感じたんだけど、いま調べたところによるとゆず酢を使っているらしい。
これだけではやはりおなかがすいてしまい、結局内容的にもどこでも食べられるようなものへ触手をのばす。