ちょっと遅くなったけど、7/27(金)に行った、birdのライブについて書いてみる。
birdは2枚目のアルバムまではよく聴いていて、ライブにも2回ほど行ったりしてたのだけど、
その後プロデューサーが変わったりしてから、ポップな感じ・・・なんていうか、
全体的に今風の曲っぽくなっちゃって、ここ何年かはあんまり聴いていなかった。
だから「キリン・ザ・ゴールド」のCMの曲がbirdだったなんて、全然知らなかった。
「サッポロ・シティ・ジャズ」のHPを見て、「誰か知ってる人出ないかな~♪」
ってながめていたらこの日にbirdが来るって知って驚いて、
さらにbirdのHPを見たら、そのCMの曲を歌ってるって知ってさらに驚いた。
だって、全然声が違うんだもん。
そのCMの曲「バトゥカーダ」からライブは始まった。
メンバーは、パーカッションと、ギター2人。
ギター2人のうちの1人は田中義人さんといって、前にライブに行ったときにも一緒にやってた人。
札幌出身(苫小牧だったかな?)なんだよね。
MCの時に言っていたけど、上京する前は中島公園のところにあるYAMAHAで、
ギターの先生をやっていたらしいです。
彼のギターはすごく好きだったので、今回も一緒に来てくれてよかった。
でももう1人の人のギターもよかったな。
パーカッションの人もいい味出してた。
ギター1人ずつで1曲ずつ、birdとデュオでやったのだけど、
その後出てきたパーカッションの人の顔が明らかに赤くて、
やはり「2人が演奏してる間にビール1杯飲んじゃった」って言ってた。
「北海道のビールはおいしいんだもん」だって。そうでしょそうでしょ。
最初の数曲は、私があんまり聴いたことない最近の曲が続いたのだけど、
やっぱり声が違うんだよね・・・。歌い方変えたのかなぁ。
キーが高くて、くぐもった声じゃなくなってた。
でもあいかわらず、歌はうまかった。
で、だんだん古い曲が入ってきて、すっごい心地よくなってきた。
これこれ。birdの曲を聴いていると、とてもよい気分になるのだ。
アンコールでは、客席から「バトゥカーダ!」って声が飛んで、
当初歌う予定にはなかったらしいのだけど、もう1回歌ってくれた。
で終演したのだけど、その後も客席からは拍手がとぎれなくて、
場内に「今日はお越し頂き・・・」とアナウンスが流れたころ、
3人でビールジョッキを持ってまたステージに上がってきてくれた。
「もう会場運営の関係で演奏はできないけど・・・乾杯!」って。
え~なんか、みんないい人たちだよね。ちょっと感激しちゃったよ。
お酒飲みながらbirdの歌を聴けて、この日はとてもいい日でした。
前の日曜日はグダグダ文句言いながら帰ったけど、
同じ帰り道のなんと心地よいことよ。
あ、あとライブ前にちょっと期待していた、birdがジャズを歌う件について。
結局歌いませんでした。でもよかったからいいのさ。
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