春分の日に、高校の部活動の顧問で英語教師だったS先生が3月で退職するにあたって最後の授業をするということだったので、出席してきた。題材は、イギリスの詩人ワーズワースの詩などだったんだけど、ついていくのがやっとだったorz何か慣用句とか懐かしいのがたくさん出てきてたなぁ→もう忘れた。
先生は20年ほど前に約1年イギリスに住んでいたらしく、その時に通っていたランカスター大学の敷地をプロジェクターで見せてくれた。広大な敷地の中にあるランカスター大学は、学部ごとにパブがあるらしい。イギリスってすげー。・・・昔から勉強のできない子だった私は、こういう横道にそれた話の方が好きなんです。
授業の最後に先生は、「今も昔も英語は受験のための授業でしかなく、興味を持てない生徒が多いのは仕方ないことだけど、もっと純粋に英語を楽しんでほしいなぁ」ということを言っていた。私も高校時代に勉強を見てもらった時、苦し紛れに和訳した文章でも「ほぅ、この意訳のしかたは味があってうまいねぇ」ってほめてくれたりしたのをふと思い出した。文法とかの型にはまるんじゃなくて、もっと好きなように読んでいいんだよってことだったんだろうな。
先生は退職後には札幌の自宅を引き払い、息子さんのいる関東へ奥さんと一緒に引っ越すらしい。まだまだ若いし、何かやりたいことたくさんありそうな話をしてたから、これからも活躍しそうな予感。とりあえずS先生おつかれさまです。お元気でー。・・・ってこれで終わるはずもなく、場所を移しての飲み会へ突入。
「卒業した生徒と飲むのが一番楽しいんだ」って先生がよく言ってた。私も何回か飲む機会あったけど、酒飲み始めたら普通に酒好きのオッサンって感じで楽しい。誰かが「先生、こないだ爆弾作って逮捕された生徒って○○○○高校?」って聞いたら、「いや△△△△高校だよ」って即答だし。いいのかよそんなアッサリ言ってw
先生が以前、何か悪いことをした生徒を親と共に呼び出したらしいのだが、それが親子2人で嘘をついてつじつまを合わせようとしていたことがバレて、そりゃ親の頭どうかしてるだろって話から、最近のおかしい親の話へ突入した。
何かね、今の親って給食食べるときにいただきますって言わなくてもいいとか言う親いるらしい。何でかっていうと、給食費払ってるからだって。お金払ってるから、いただきますって言わなくていいらしいよ。それいただきますの意味違うだろー。肉や魚の命をもらいますとか、米とか野菜作ってくれた人とか、料理作ってくれた人とか、そういう人に感謝をこめての「いただきます」なのに。ありえんよ。
授業中に先生の話を聞かないで走り回るとかたまに聞いたことあったけど、あれって本当のことだったんですねw参観日でも子どもは走り回るわ、親は授業見ないで「ねぇ今日のランチ何にする?」だのおしゃべりしてるわ、すごいみたい。
他にも親の話じゃないけど、例えば忘れ物した子どもには、その後に他のクラスに借りに行ったとか、そういう行動したら褒められるらしい。忘れたことは仕方ないけど、その後ちゃんと借りたからえらいねぇみたいな。そんなもんで、子どもは「忘れ物してもいいや」とか思うんだって。そりゃそうだわなぁ・・・。
何か他にもいろいろあったわ。こんなのばっかり聞いてたらマジで日本はホロン部と思いました・・・。あれ?S先生の涙の退職話だったはずなのに。まぁいいや。なんか先生、しょっちゅう帰って来そうな気配だったし。
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