「百姓一揆時計台店」でググって来られるみなさんこんにちは(意外に多いのですw)。お待たせしました、立呑屋新規開拓のレポでございます。今回行ってみたのは千歳鶴(日本清酒)が直営している「鶴の蔵」。場所はアスティ札幌の裏っていうか中通り。日本生命札幌ビルにお引っ越しした元「味の笛」(現「酔円」)があったところを改装して開店したようです。
最近日本酒に凝りに凝っている行きつけのジャズバーのマスターに「あそこはいいよ」と教えてもらってはいたものの、ふだん日本酒を飲む習慣のない私らにとっては敷居が高いというか、最初にビール頼んだら「ウチは日本酒専門店ですからっ!」などと言われないだろうかとかいろいろ考えて足がなかなか向かなかったんだけど、いざ行ってみるとかなりよかった。
店に入ると左手に厨房(味の笛時代は入ってすぐ前に厨房があったけどそれさえも改装してしまった模様)、そしてカウンター、真ん中に丸いテーブルが2つほど置かれて、そして右の壁にそってまたカウンター。店全体も黒を基調としていて照明は抑えめ、BGMにはコルトレーンがかかってたり、もう全体的に雰囲気がシックで大人です。ちなみに喫煙も分煙となっていて、タバコ吸う人は厨房に面したカウンターで吸うきまりになっていた。そういえば千歳鶴ミュージアムでもよくジャズライブやってるけど、千歳鶴の中の人はジャズ好きなのかな。
お店の人は厨房に男性と女性が一人ずつ、フロアにおじさん(たぶん店長だと勝手に想像)と女性が一人ずつ。みんな感じのいい方々だったので最初にビール頼んでも、「ウチは日本酒専m(ry」などと言われることはありませんでしたwちなみにビールはキリン。クラシクだとパーフェクトだったのに非常に惜しい限りである。
日本酒メニューは当然ながら千歳鶴オンリーで、いろんな種類が置かれてました。値段は一番安い物で300円から880円(!)まで。ビールを二杯飲んだあといよいよ日本酒に挑戦してみた。が、3種類のお酒を飲める「飲み比べセット」680円というのがあったのでこちらを注文。吟醸酒、純米酒、本醸造酒のセットです。
左から吟醸、純米、本醸造の順。当たり前だが右から左に行くにつれておいしいお酒、というか飲みやすいお酒でした。本醸造はもわーんとした感じで、純米はややスッキリ、吟醸はもっと口当たりがさっぱりする感じ。
食べ物も日本酒に合う物が主となっている。私らが食べたのは冷や奴、姫こまい、チャンジャのチーズあえ、珍味三点盛り(かに味噌、ホヤ塩辛、イカ沖漬)など。しかし立ち呑みだからといってついつい飲み続けると、わりと高くついちゃうので注意が必要ですね。そして昨日は仕事終わりでまっすぐこの店に行ったのだけど、飲みながら「ここは二次会とかで来たらたぶん翌日死亡だね」などと話していたのに、本日まんまと寝坊をしてしまいかなり焦ったよwやはり日本酒をあなどってはいけないと肝に銘じたのでありました。
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