今日、会社の健康診断で胃カメラを飲んできた。鼻からだけど。話はさかのぼって去年、初めて胃の検査を受けるにあたり、バリウムを飲んだのだがこれが飲めなくてね。日ごろから錠剤を飲むにも大量の水の量を必要とするもんで(一粒飲むのにコップ半分くらい)、あんな量のバリウムじゃあの発泡(だっけ?)は飲み込めないんですよ。で、「あーこりゃ飲めないな」と思ったら案の定口から豪快にボワーッと吹き出してしまい・・・。看護婦さんに、「どうしますか?もう一回飲みますか?」って言われたけど、「いやいいです」で即答、胃の検査終了w
それで今年は胃カメラにしてもらったわけです。前に、「のんのん。」でノノさんが人間ドックに入るの巻で、鼻に管を入れつつ自分の胃の中の映像見ながらしゃべったりするの見てたから、口から入れるよりつらくないのかなと思ってたからさ。でも、結構しんどかったよ・・・。
検査の前準備として、胃カメラの検査室に入る前に別室でいろいろ処理をされるんだけど(胃をきれいにする液体を飲んだり、鼻の奥に麻酔かけたり)、その時に隣室から検査中の男性の、オエッオエェェッという断末魔のような声が聞こえて恐怖に震えて待ちましたwそこの病院ではカメラを口から入れるのと鼻から入れるのを選べるのだが、自分の処置をしてもらってる看護婦さんに、「あの声は口から入れてるんですか?」とは聞けなかった。だって、「いいえ、鼻からですよ♪」とか言われたらもうダメだと思ったしw
そしていよいよ自分の番になり、ベッドに横たわる。医師はなんつーか普通のオッサンwバリウム飲めなかったことはあらかじめ言ってあったので、そうかー飲めなかったかぁとかオッサンに言われて何かいろいろ言ってたようだけど、もう緊張+恐怖で覚えてないw
管が入って行ってのど元まで来たときに「じゃあゴクンって飲み込んでみてねー」と言われて飲み込むとスルスルと入っていく感触・・・しかし!ここでアレが・・・もうオエッオエェェッの嵐ですよ。そんなのおかまいなしにオッサンが、「ここはあなたの食道ですよー・・・ってあれ?見てないのか」見れねぇよ!
なんとか食道をやり過ごしてオエの嵐は通り過ぎ、あとは胃の中の不快感にひたすら耐えるのみ。オッサンも何か言いながらカシャカシャとカメラのシャッターを押していきます。管が入ってる感触は、食べ物をたくさんたべてもうおなか一杯って感じwそれから胃の中をもっと撮るために空気を入れられたんだが、そうすると満腹感がもっと増した。「これで7割方終了だよー」ってオッサンに言われて少し安心して、あと胃の出口の方も撮ってやっと終了。管を抜く時は、オエッとはなりませんでした。ヨダレはベロベロだったけど(飲み込まないで横に流しっぱなしなのです)。
とりあえずの結果は、ポリープができてたのと、ピロリ菌がいるかもって。ポリープはほっといても大丈夫ぐらいのレベルだが、ピロリ菌の検査はしなくちゃならないらしい。しかしピロリ菌ってかわいい名前のくせしてやっかいな菌だよまったく。終わった後もオッサンは、「どうだい?バリウムよりラクだったでしょ?」とか「ボクうまかったでしょ?」とか言ってたwたぶんおもしろい人なんだと思うw
それにしてもまた内視鏡検査しなきゃならないのかな・・・あんなのは1年に1回でいいよ。だいたいここまで医学が進歩しているのに、もう少し楽な検査っつーもんは開発されないのかね。あの苦しみに比べたら、マンモグラフィの痛さなんて全然だったな。ということで終わってからも鼻の麻酔がまだ効いているみたいで少々眠い中、書いてみました。
この記事にトラックバックする