「今日負けたら降格」ってわかってんのに、「今日はカズゥ出るかなぁ」とか言いながら、試合を楽しみに厚別に向かう気持ちは変わらず。
うーんと、とりあえず柏は好きなチームの一つなんで、他の嫌いなチーム(名前自粛)が相手じゃなくてよかった。祐三はウチにとってものすごくウザいディフェンスっぷりを発揮してたし、菅沼の時折放つミドルは怖すぎだし、フランサは相変わらずブラボーだし、柏サポさんたちは、今回もたくさんのネタを用意して来てくれたし。
あと、主審の松村さんがいい笛を吹いてくれたし、思い残すことはないわね。最後は明らかにロスタイム3分以上経ってたけど、長くとってくれてたよね。CKまでやらせてくれたのにー。全く、1点くらい取れよな・・・。
しかしまぁ、うちらサポはいつもと変わらずの観戦でいいとして(よくないか)、選手はいつもと変わらずじゃダメだろう。あまりのいつもと変わらずっぷりにビックリだわ。もうすこしあがけよ。終わってすぐ挨拶してさっさと帰るなよ。サポの叫びに耳を傾けたのは西くんだけって、ちょっとガッカリだよ。ロッカールームでいくら、「サポに申し訳ない」とか「残り試合がんばる」って記者相手に言ってたって、口だけじゃ何とでも言えるよ。
サポになって初めての降格だったわけだが、自分の想像とあまりにもかけ離れていて、驚きを感じている。
02年の降格っていうのはテレビでしか見たことがなくて、私は04年から本格的に見始めたんだけど、このクラブへの思い入れが強くなるほどに、このときもし自分がすでにサポだったら・・・と思うと、あのシーンを見るたびに泣きたくなるほどだった。
だけど、実際にその立場にたってみるとあまりにもあっけなくてさぁ。選手層の薄さ、外人に頼りたいのに頼れない状況、怪我人の多さ、試合運のなさ、他チームとの実力の差・・・その他いろんな状況を考えてみると、もうこれは残留するなんて奇跡だろうと思ってたし。
その割には、「それを乗り越えてやるぜ!」っていう根拠のない希望もなかったわけじゃなかったんだけどねー。ヘタなのにがむしゃらに走り回って、ひたむきにプレーして勝っていくっていうのが私の今年の希望だったわけだけど、全然甘かったっすねーアヒャ。
試合後の集会には出ずに帰ったんだけど、後で漏れ聞くところによると、村野さんが、「J2に落ちるのはどうってことない」的なことを言ったんだとか。
前に、Hanaテレビだったっけなぁ。村野さんが、「このチームは上がったり下がったりを繰り返して力をつけていく」ってことを言ってたんだよね。そのときはまだ、わずかながら残留の希望があったくらいの時期で、でも一応「降格」の恐怖におびえていたんだけど、それを見たときに、「あ、GMもこういう気でいるんなら、ウチは大丈夫だ。仮に落ちたとしても、きっとちゃんとしたビジョンを持ってるんだ」って妙に安心した。だからこないだの試合後の、「どうってことない」発言も、その時とは考えが変わってないんだなと思って、私はまた安心したよ。
ということで今季終わったらいま一度、ウチのクラブは今後どういうチームになりたいのか、まずそれを社長の口から聞きたいですね。その上でクラブが、そのためにはこの人を監督に迎えるって自信を持って発表するならば、また全力で応援するしね。
そんでもって選手のみなさんにおかれましては、個人事業主として食いっぱぐれないように全力でがんばってください。消化試合だからって無気力にやってたって、困るのは自分らだものね・・・。
はてさて、等々力ではどんな試合になるのかな?どんな状況になっても、試合は楽しみなんだなー。
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