大阪遠征記の締めくくりとして、今回の旅で一番楽しみにしていたトワイライトエクスプレスについて少し。トワイライトにはずっと前から一度は乗ってみたい、乗るなら少しお金をかけてでもいい部屋に泊まりたいと思っていて、今回念願かなってロイヤルの個室を取ることができました。日本旅行さんありがとう。
毎日のように札幌駅を通勤で利用してるはずなのに、トワイライトに乗る日はいつもの札幌駅が全然違う場所のように思えた。それほど非日常的にさせてくれる列車の旅で、乗る前からはしゃぎまくりでした。濃いグリーンにトワイライトのエンブレムが重厚な感じ。そしていよいよ14:05に発車です。
これはソファ兼ベッドです。入口近くにあるスイッチを押すと、背もたれが手前に倒れてきて、ベッドになる。
ここはシャワー室とトイレ。部屋にシャワー室が付いているのはスイートとロイヤルの部屋だけで、あとはコインシャワーになります。トイレはこの写真の右側に便器が収まっている。使うときに倒して使うんだな。シャワーは合計で20分間出るようになっていて、最初は2人で20分って少なくね?と思ったけど、全然余裕でした。
乗車券と朝食予約券とカードキー。列車が動き出すと、食堂車の係の人が来てくれて朝食の時間の予約を聞きにきます。あとウェルカムドリンク。赤・白どちらかのワインかウィスキー、どれがいいですか?と聞かれ、白ワインを頼む。さっそく飲んだけどおいしかったよー。ラベルはトワイライトの20周年ラベルになっていました。
このあとは、サロンカーに行って買っておいたビールを飲んだり、部屋でごろごろしたり昼寝したり。・・・いや実際列車の中でやることないんだわ。それに青函トンネルに行くまでまだ何時間もあるし。夕方に起き出して、ごはんを食べる。夕食はフランス料理フルコースか懐石料理コースがあるんだけど(要予約)、それにはあまり食指が動かなかったので札幌駅で買っておいた駅弁を食べました。知床とり弁当と、鮭三昧。
食堂車はディナータイムの終わった21時からはパブタイムになります。私らもさっそく生クラシックを飲みに食堂車へ行く。もう外はまっくらだから、何も見えないんだけどね。おつまみにソーセージとザワークラウトを食べました。
そして部屋に帰って、エスタの地下で買っておいたお総菜をつまみにまた飲む。飲んでばっかりだ。実際飲むしかすることないんだもん。
列車は扉が開かないまでも、何回か駅に止まったりします。たまに線路がたくさんある駅に入っていくと、ここは大きな駅なのかなと思ったり。窓の外は暗いけど、夜の闇の向こうにいろんな家々の灯りが見えて、それをただひたすら見ているだけでも楽しくて、ずっと起きて外を見ていたい気分だった。
明けて翌朝の朝食。これは和朝食です(洋朝食とどちらか選べる)。それと食後のコーヒー。食器にもトワイライトのエンブレムが付いています。
金沢駅を通過。毎週かかさず見ているBS-TBSの「酒場放浪記」で、よく吉田類がこの駅から出てくるよなと思ったりw
敦賀駅で15分ほど停車して、機関車の付け替えをします。そしてそれをカメラに納めようとする地元(?)の鉄っちゃんたちw
琵琶湖を眺めながら、敦賀駅で買った焼きさばすしを食べます。これすごいおいしかったー。
このあと約2時間後に大阪駅に到着。関西に入って京都、新大阪と大阪駅に近づくたびにどんどんお名残惜しい気持ちが膨らんできます。車内放送で窓の外の観光案内をしてくれた車掌さんの声とお別れするのもとても寂しい気持ちに。つうかこのまま博多まで行きたいぞ!って無理なことを考えたりしちゃったよ。ほんとうに楽しくて贅沢な列車の旅でした。
トワイライト♪
無題
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