GWに東北方面に行き、仙台-浦和の試合を観戦したことは前に書きましたが、今日はその他に行ったところや食べた物を上げてみます。
旅行の予約をした時点では新千歳からの仙台空港入りができなかったので、今回は福島空港からレンタカーを借りて会津若松から仙台へと移動しました。会津若松といえば、ソースカツ丼が有名なのだそうです(さっそく食べ物の話w)。
会津若松には「伝統会津ソースカツ丼の会」というものがあり、そこのHPによると「戦後に広く食べられるようになったが由来はわかっていない」との事。ま、おいしければ由来なんてどうでもいいのです。
ソースはウスターソースでちょい甘め、ごはんの上にキャベツのせん切りがあり、その上にカツが乗っています。ちょうど昼時だったし、おいしいしで、ガツガツ食べちゃったよ。
うちの人は+ラーメン。子どもの頃に食堂で食べたような味がした。
腹も満足して、次は鶴ヶ城へ移動です。何日か前に桜が満開になったばかり。お天気はあいにくの曇り空だったけど、桜が見えたとたん思わず歓声をあげてしまいました。
会津若松市観光PRキャラクター「お城ボくん」。「おしろぼ?・・・お城+ロボってことねwww」
って理解するのに10秒くらいかかりましたwしかしこれをデザインしたのは、あの「タイムボカンシリーズ」の制作者(笹川ひろし氏、会津若松市出身)なのである。そう考えると、口のところがパカっと開いて、小さいアリの兵隊みたいのが「アリッアリッアリッ」って出てきそうだよw(歳ばれる)
鶴ヶ城は戊辰戦争とか白虎隊とかの舞台なんですなー・・・って私あんまり幕末に興味ないもんで。でも城内の博物館は興味深く拝見しました。
天守閣から見る桜もきれい
その後、磐梯山を回り(といっても雲に覆われて見えなかった)、猪苗代湖を通って仙台へと移動。さくっと通り過ぎたので写真なしw
移動途中の道路はやはり、震災の爪痕があちこちに見受けられました。道路が地割れしていたり、おうちの瓦がはがれたのか、ブルーシートがかけてあったり。仙台に行く途中で津波被害の大きかった名取市を通りました。ちょっと海側に行けば、きっと流された家々やがれきがある場所だったと思います。行こうと思えば行けたけど、やっぱり行ってはいけない気がしたので行きませんでした。国道沿いに、「名取市遺体安置所」という看板を見て、それだけで胸が押しつぶされる気持ちがしました。本当に、早く日常を取り戻してほしい、それだけです。
仙台に近づくにつれて渋滞、そして仙台の街中は大渋滞で、ホテルにやっと着いたのは夜も8時近く。もっと早く着くと思ってたのにー。荷物置いてさっそく国分町へと繰り出す。
行ったのは、壱弐参(いろは)横丁。4/23の川崎-仙台戦でパブリックビューイングが行われたところですね。もともと戦後の復興から始まった横丁だけに、あちこち昭和のにおいだらけ。古い建物をそのまま残してるのがいい。
ややしばらくどこで飲むか迷い、一軒の焼き鳥屋さんに決めて入る。60代くらいのご夫婦がやってるお店でした。札幌から来て、明日のベガルタ仙台の試合を見に来たと話すといまいちピンと来てない様子だったのに、「こないだここでパブリックビューイングしましたよね」と言ったら「ああーあの逆転した試合!すごく盛り上がったんですよ」ってうれしそうに話してましたwご夫婦とも気さくな方だったし、特に奥さんが明るい方で、楽しくお話しさせてもらいました。
でも、私らよりも前に来ていたお客さんが帰るとき、店のご夫婦との会話で「あそこのおじいちゃん、安否がわかんなくて一番最後にやっと無事だってわかったんだよねー」って。まだそういう会話が日常的なんだな・・・。
そしてたぶんこれが、あの時のアフターゲームショーで平ちゃんが「今日イチ」で取り上げた、「出る杭は打たれる」の看板だと思われますw川崎戦で仙台サポの方が、試合で同点に追いついて喜んでジャンプしたら、この看板に頭ぶつけちゃったんだよねw痛そうだった。涙目になってたものwそして逆転弾の時はちょっと注意してジャンプしてたのが笑えましたw
「おふくろ」のとこね
新聞に「国分町も人がいなくて閑散としてる」的なことが書いてあったので、「これはうちらが行ってやらないとだめだな」とか思ってたけど、閑散どころか結構な賑わいでしたよ。このあともう1軒寄ってホテルへ帰りました。
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